元旦から晴天続きで、今年の冬は過ごしやすいと喜んでいましたが10日、11日、12日と雪降りです。
正月から出かけることも無かったので11日、三重県のジャズドリーム長島へ雑貨店を見る目的で行ってきました。
ここの駐車場は広大な面積にも関わらずほぼ満車状態でした。
それと、不況と言われている割には高そうな車がずらりと並んでいて、何か現実と虚構の世界が交錯しているような感じを受けました。
建物には人があふれていましたが、意外にも買い物袋を提げている人が少ないのです。
私達は二つの雑貨店を見ました。
“これ”という品物は無くて、びっくりしたのは木童工房で昨年の9月製作した木製のカッティングボードとよく似た形のリンゴ、ゾウ、ブタのプラスチック製のカッティングボードが売られていたことです。
世の中には同じような発想をする人がいるのだと自分の平凡さを確認しました。
帰路、各務ケ原のイーオンに寄りインテリア用品を見て回りました。
ここは今まで2度訪れていますが一店、一店販売に対する努力が見えて私は好感を持っています。
比べてみればジャズドリーム長島より魅力的だと思いました。
2つの大規模ショッピングモールを見て、共通しているのは、セール中にも関わらず来客が物を買わないことです。
私も買いたいものが無く、結局ニワトリの絵のついた楕円形の中皿を一枚と、クッションカバーを2枚買っただけです。両方で合計1,300円程でした。
物の無い時代は遠い過去になりました。今は家のなかに物があふれています。
生活の中での必需品は全て揃っている中で、好景気ならざ知らず不況の今、直接的に生命維持には関係のない雑貨や家具を余分に買わなくっても何の問題も無いのです。
初詣にも行きましたが、少しのお賽銭で我が身の安泰を祈ってみても少しも前には進んでいきません。
私達が事業を続けていく為には自分の年齢だけ積み重ねてきた経験と、日常の生活の中で親族もふくめて関わってきた人の行動を統計的に引っ張りだしてきて、身近に置いて幸福感を得られるものを、また手にいれる喜びを持てるもの…そういうものを作りだしていくしか道はないと思いました。
木童工房blog当番 多久美