「夏虫の谷から」第6号 木童工房かわら版

「夏虫の谷から」第6号 木童工房かわら版

文章:関西多久美
イラスト:関西恭子

2007年3月19日(月)

※この記事は2007年3月19日に発行した、木童工房の近況を伝える「夏虫の谷から」木童工房かわら版をブログ用に訂正したものです。

冬らしい厳しい寒さもなく、たくさんの雪も降らず春になりました。
我が家の庭に咲いたクロッカスの花は茹で過ぎたアスパラガスのようにしょぼくれた姿で咲き始めました。
例年ですと雪の中から花を咲かせるクロッカスは少ない太陽の光を必死にためこんでそのエネルギーを爆発させたような美しさとたくましさがあります。
人間も含めて地球上に生きるものには厳しさは必要不可欠な試練なのかもしれません。

雛まつり

高山の「雛まつり」は4月3日です。
昭和の20年代頃まで”ひな様見しとくれ、おぞても褒めるに”と歌いながら子供達が隣近所のお雛様を見せてもらい、訪れた家々でお菓子をいただくという風習がありました。
まるで外国の「ハロウィン」のようですね。(ハロウィンでも「トリック・オア・トリート」というフレーズを呼びかけながら子供達がお菓子をもらい、家々をまわります)
ただ今高山市内では「飛騨高山雛まつり」というイベントが開かれています。

市街地各所で土雛、古今雛、明治雛から現代のひな人形まで数々のひな人形が展示されています。ひな壇には決まって”浅葱(あさつき)”が飾られます。
また4月3日には飛騨一宮水無神社で「飛騨生きびな祭り」が開かれます。飛騨一円から選ばれた未婚女性9名が生きびな様に扮し、行列や餅まきを行います。

飛騨高山雛まつり

日本の木の椅子 108選「コシカケ」

1994年、日本インテリアデザイナーズ協会によって明治初期から1993年までに日本でデザインされ、製作された木製の椅子108脚が選ばれました。
その中の一脚に選ばれたのが木童工房の「コシカケ」です。
今は亡き兄の関西冬樹がデザインをし、弟の春樹がラフスケッチ1枚を渡されて形にした椅子です。
この椅子が今回、高山の「飛騨・世界生活文化センター」に展示されることになりました。
3月23日の納期に向け、ただ今関西春樹はフル稼働です。

木童工房「コシカケ」/イラスト

▲木童工房「コシカケ」

サー・クリフ・リチャード

1958年から1960年代、ロックシンガーのビッグスターと言えば、アメリカの「エルビス・プレスリー」。イギリスでは「クリフ・リチャード」でした。
「ヤング・ワン」、「サマーホリデー」、「コングラチュレーションズ」。
団塊の世代の人々が聴けば目頭の熱くなるようなヒット曲を次から次へと飛ばした名シンガーです。
そのクリフは現在66歳。6度目の来日をして、2月18日パシフィコ横浜・国立大ホールでコンサートを開きました。
今の経済状況ではコンサートに行くのはとても無理とあきらめていましたら、私の妹が私達家族にチケットをプレゼントしてくれました。それもS席です。
本当に嬉しくて子供のように指折り数えて2月18日を待ちました。待つ日の方が楽しいとはよく言ったものです。
2時間半のコンサートは夢心地の中でアッという間に終わりました。しかし今まで4回見た中では最高に素敵なクリフ・リチャードでした。
66歳とは思えぬダンスと歌声。ビッグスターといわれる人の実力と魅力にまさに酔いしれ圧倒されました。
初めて見た夫と娘の感想は意外にも「初々しくすがすがしい魅力の持ち主」ということでした。
クリフは過去のヒット曲も歌いましたが、若い時代のクリフと比較して私達をがっかりさせるようなことはまったくありませんでした。
そして何よりもすばらしかったのは老いてゆく未来の輝かしい希望をクリフは歌とダンスでたっぷり観客に魅せてくれたことです。

「春の高山イベント情報」

・酒蔵めぐり 1月11日(木)〜3月31日(土)
・飛騨高山雛まつり 3月1日(木)〜4月3日(火)
・我楽多市(骨董品市) 4月〜10月のあいだの第一日曜日
・飛騨生きびな祭り 4月3日(火)
・春の高山祭り(山王祭り) 4月14日(土)、15日(日)

「木童工房情報 4月から」

「メーコレショッピング」

名古屋テレビのネットショップです。小物を含め11品目が紹介されます。

「高島屋カタログショッピング」

漆の小テーブルと漆塗りの椅子。漆塗りそら豆テーブルと漆塗りそら豆型スツールひき出し付き。4点が紹介されます。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA